薬はいつまで?
急性期以降、基本的な薬は変わっていません。
サインバルタ、スルピリド、睡眠導入剤、そして頓服のリーゼ。
後悔や不安感、焦燥感などの感情はここ一年以上は感じたことはなく、精神的にも安定してきています。
昨年の夏には、働いていた会社を突然解雇されましたが、精神的には全くダメージがなく、
むしろ、その会社内のレベルに比べて、自分自身の技術や知識が高いことに気が付き、しっかりと自分に自信がついて、
むしろ解雇されてもそのほうが良かった、と前向きにとらえることができました。
その後、大手企業にも就職し、残業が多くて体力的に疲れはしますが、精神的にはまずまずの安定感を得ています。
そろそろ寛解?
と思っているのですが、主治医曰く、もう一年ほどは薬で下支えをしたほうが良いとのことでした。
確かに、この先、会社や家族に何かあったときには、再び思い悩む状況になる可能性はありますね。
油断せずにマイペースで生活をしていこうと思います。
達観の境地
ここ数年。本当にいろいろありました。
長年勤めてきた研究機関の退職。
ベンチャーへの2度の就職と退職。
大手企業への就職。
身内のトラブル。
親の体調悪化。
子供の受験勉強。
私、子供、家内がそれぞれ救急車。
引っ越し。ローントラブル。
そして、精神不安による長期の主夫生活。
私の人生にとっては、激動の数年間で、本当に人生のどん底を味わいました。
人生、終わってもいい、と本気で考えていた時期もありました。
そのとき、頭をよぎるのは子供のこと。
子供たちのことを考えると、なんとか踏みとどまることができました。
今の自分があるのは、家族のおかげです。
人生を達観?
しかし、かつてこんな記事を書いていたころも確かにありました。
読み返すと、確かにあのころの感情がよみがえってきます。
夢も希望も目標も捨てて、人生のどん底を味わいました。
その後、すこしずつですが、やり直す方向に歩き始めました。
そして数年かけてようやく人生に諦めがつき、自分で達観・寛解を自覚できるまで回復しました。
これからは自分の人生で多少のことがおこっても、動じることはないような気がします。
2~3年ほど闘病という出家生活をしていて、人生の真理や道理を少しだけ悟ることができたと思いますね。
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