「嫁ブロック・夫ブロック」とは?
「嫁ブロック・夫ブロック」という言葉を聞いたことがありますか?
妻の反対から転職先を内定辞退したり、起業をあきらめたりすることを意味する業界用語です。
およそ50%の人が家族に転職を反対された経験はあり、そのうちの半数が転職を辞めたり、辞退した経験を持つそうです。
ただ、「嫁ブロック・夫ブロック」という言葉は、単に悪い意味で解釈してはいけません。
転職は家族やパートナーも含めたライフプランと切り離すことができない重要なイベントであって、
家族やパートナーの人生を尊重するために存在するような言葉です。
ここでは嫁ブロック・夫ブロックの理由とその対策、メリットなどについて解説します。
嫁ブロック・夫ブロックの3つの理由
夫や妻がパートナーの転職を反対する理由として以下の3つが挙げられます。
給与の対する懸念
まず、給与に関する懸念です。特に夫の転職の場合、家族の生活を不安定化しやすいものです。
男性が主に家族を養っている場合、もし賃金が下がってしまうとなると当然ながら家計を大きく圧迫し、生活を一変させます。
子どもの養育費・教育費、ローンなどがある場合には、なおさらです。
家計の不安定化を避けようと家族は反対するわけです。
勤務地に関する懸念
転職に伴う勤務地の変更の懸念もあります。
共稼ぎの場合は、単身赴任をするか、どちらか一方が退職して、新天地で仕事を見つけなければならず、
共稼ぎではない場合も、引っ越しを伴う転職となれば一緒についていくことになります。
家族も転職や転校を余儀なくされたり、キャリアを諦めなければならない場合もあります。
世帯としての出費も増えることが予想されるため、そのような事態を避けたい想いが反映された結果です。
勤務条件に関する懸念
休日出勤や残業増加、通勤時間の増加など勤務条件に関する懸念もあります。
子供がいたり、共働きの場合は、平日夕方や土日の時間を家族のために充てる必要があります。
家族や子どもたちとのすれ違いの生活をさけたいと考えるのも当然です。
勤務先の知名度が下がる懸念
知名度の高い一流企業で働いていて優越感を感じている妻の場合は、
会社の知名度が下がってしまうことを懸念するケースもあります。
変化を嫌う、勝手にすすめることを嫌う
今の生活に満足している場合には、変化というだけで懸念する場合もあります。
また、相談もなく一方的に転職を進めてしまった場合にも、急な変化に戸惑う場合もあります。
妻の就職を快く思わない「夫ブロック」
夫か家事や育児に協力的ではない場合、妻の就職を快く思っていない夫が少なからずいて、
妻の就職の反対する「夫ブロック」もあります。
嫁ブロック・夫ブロックの対策
転職活動を始める前の対策
会社の愚痴は過程では言いたくない、という方もいるかと思います。
ただ、今働いている会社の辞めたい理由はしっかりとパートナーに伝えておくべきです。
ハラスメントや待遇の悪さ、勤務条件の低さなど、不満を共有しておくことで、
転職に対する理解が変わってきます。
収入に関する対策
転職後に給与が増える場合にはそれほど問題にはならないかと思いますが、
給与が下がってしまう場合には、転職後の収入の状況をよく話し合う必要があります。
転職による将来的な収入アップの可能性やその他のメリット(帰宅時間が早くなるなどをしっかり説明し、
不安を払拭してみましょう。
また、転職エージェントに相談してみるのもよいと思います。
場合によってはしっかり年棒交渉をしてもらえることもあります。
実際、私は内定後に100万円upの交渉をしてもらったことがあります。
勤務地に関する対策
勤務地については、一番難しい問題です。
家族の生活が激変し、相手のキャリアをあきらめさせることもあります。
この場合、引っ越しはせずに単身赴任が許されるか、というのが最終的な判断材料になります。
家族の同意が得られないのであれば、妻ブロックは成立です。
引っ越すことで、広い住まいやゆとりのある生活が期待できるなど、メリットを提案してみるのも手です。
勤務条件に対する対策
問題になるのは共働きの場合です。
どちらが家事や育児の対応するのか、綿密なすり合わせが必要になります。
転職を機にどちらか一方に過度の負担をかけるような場合、転職は成立しがたいといえます。
双方がどこまで妥協できるかよく相談してみてください。
嫁ブロック・夫ブロックのメリット
転職活動をしている本人とは違って、嫁ブロックはパートナーの客観的な判断によって発動されるものです。
まずはその意見は尊重し、しっかりと聞くべきです。
反対!という言葉だけ受け取るのではなく、その理由もしっかりと聞いて話し合う必要があります。
まとめ:嫁ブロック・夫ブロックの対応はよく話し合うこと
仕事が変わるということは、パートナーや家族に大きな変化をもたらします。
そのためにも家族全員が納得するかたちで転職をすることが重要です。
転職を思い立ったそのときから家族内で転職のことを共有しておくことが重要です。
おすすめの転職サイト、エージェント情報
おすすめ転職サイト
JAC Recruitment
Samurai Job (JAC recruitment)
アカリク転職エージェント
ビズリーチ
パソナキャリア
doda
リクルートエージェント
リクルートダイレクトスカウト
Spring転職エージェント(アデコ)
マイナビエージェント
ヘイズジャパン
タイズ
ヒューレックス
メイテックネクスト
Kaguya
アージスジャパン
ランスタッド
就職shop
キャリアスタート
第二新卒エージェントneo
UZUZ、ウズキャリ理系
GaiaxAgent ガイアックスエージェント
女性におすすめ
リアルミーキャリア
ラシーク
ママキャリ(ママの求人キャリア、旧リモワ女子)
リブズキャリア
リワークス
女性しごと応援テラス・東京しごとセンター
コメント