生物系、生化学系、薬学系、医薬品、試薬、メディカル、再生医療、抗体、蛋白質、核酸関連の研究者・開発者向けのおすすめ転職エージェント
また転職エージェントに登録しても、担当者が技術面を十分に把握しきれていないために、自分にあった求人が紹介してもらえない、といったこともよくありました。
この記事では、40代後半&ライフサイエンス系で転職を経験した私の経験に基づいて、バイオ・ライフサイエンス系に強い転職エージェントのご紹介や、ライフサイエンス業界の動向、転職のコツ・ノウハウをご紹介します。
なおこの記事は企業PRを含みます。
企業とのミスマッチには本当に要注意!
アカデミアからバイオ企業へ転職したのですが、転職先の企業とのミスマッチでずいぶんと悩まされました。同じ業界でも、考え方や方針が違うだけで、まったく別ものになってしまいます。バイオ・ライフサイエンス系の企業をリサーチする際のポイントもまとめました。転職活動の参考にしてみてください。
バイオ・ライフサイエンス系企業への転職のポイント
・自分自身のスキルを本当に必要としている企業を時間をかけて探す
・できるだけ研究開発を求人を探す
・社員の少ないベンチャーは避ける
・社長が理系出身者ではないベンチャーも避ける
・できるだけ社員が多い企業を選ぶ
・プレスリリースをチェックする(連携先企業の求人もチェック)
・自社で製品・技術開発しているのか、その下請けなのかも確認
・大手製薬系は年齢制限が厳しい(だいたい30代前半まで)
ベンチャー企業については賛否両論あります。実際、私もバイオベンチャー2社で働いた経験がありますが、夢を語るだけのプレスリリースをHPに掲載していたり、社長がTシャツ姿、サンダルで社内をうろうろしているような会社は入社してから間違いなく後悔します(こちらの記事を参考に)。
もし可能であれば、時間をかけて求人情報を集めて、自分のスキルにあった企業をじっくり探すことをお勧めします。業務委託や下請けではなく、自社で技術開発、商品開発を行っていることも重要なポイントです。バイオと言えば製薬、と考えがちですが、ニコンやオリンパスなども抗体や細胞関連の求人がでることもあります。時間をかけて様々な業界をリサーチしてみてください。
内定の出る前後で転職先のラボ見学をさせてもらう
内定が出たときには、入社する前に研究室訪問やラボ見学をお願いしてみてください。会社の方針やラボの運営などに疑問を感じて、入社する前にミスマッチを防ぐことができます。私もラボ見学をさせていただいたことがありました。かなり大胆なお願いのように思いますが、中小規模の企業やバイオベンチャーなどは意外と受け入れてくれます。
バイオ・ライフサイエンス業界の動向
次世代の経済社会を牽引する産業の柱として、健康・医療分野だけでなく、環境・エネルギー分野、素材・材料分野、食糧分野等において重要な役割を担っていくと想定されています。特に近年は、バイオベンチャー企業を中心とした再生医療、細胞医薬分野と薬事・臨床開発における即戦力のニーズが高いのが特徴です。また医療*ITなどのシステムエンジニアの需要も増えています。バイオ系求人は再生医療に関する創薬研究や、再生医療分野、ワクチン、医薬品の開発、細胞・遺伝子治療関係の求人が多くあります。いずれも研究領域の専門性の高い研究者が求められています。具体的には遺伝子組み換え技術や細胞培養技術、動物実験の経験など評価対象になるケースが多くなります。
一方、新薬の研究開発、医薬品(外用薬含む)の品質試験や管理、細菌や抗体、遺伝子検査、ウイルス検査、品質管理などのポジションの募集も多くみられます。この場合、製薬業界などで実績のある方を求めるケースがほとんどです。また、バイオインフォマティシャンやAIなどのデータサイエンティスト求人も増加傾向です。
具体的には
・MSL(メディカル・サイエンス・リエゾン)
・遺伝子検査事業における遺伝子工学・生化学実験
・次世代シーケンサーを用いた解析評価業務
・抗体医薬開発における細胞評価試験、動物実験業務
・新規体外診断薬の研究開発
・オミックスデータ(ゲノミクス、プロテオミクス)の解析
・がん免疫療法の研究職
・iPS由来細胞医薬品臨床応用に向けての非臨床研究
・ウイルス療法開発
・体外診断薬の品質管理業務 ・品質管理業務
バイオ・ライフサイエンス系に実績のある転職エージェント
バイオ・ライフサイエンス系(特に研究職)の求人数はあまり多くはありません。
そのなかで希望にあった求人に巡り合うためには、
・バイオ・ライフサイエンス系の転職実績のある転職エージェントに複数登録こと
・技術的な知識を持つエージェントに担当してもらうこと
ことが重要です。
私が実際に利用したサービスのなかで、バイオ・ライフサイエンス業界をよく理解していると感じた転職エージェント会社を紹介します。
JACリクルートメントは、ライフサイエンス業界に精通したエージェントから毎週のようにスカウトが届きます。
アカリクキャリアからはアカデミア出身者を求めているバイオ企業の求人が届きます。
タイズは関西にエージェントです。登録ユーザーも少ないので、まさに狙い目の転職エージェントと感じました。
ライフサイエンス・バイオ業界の転職にはこういった特徴のあるエージェントの利用をおすすめします。
さらにレアな求人を探したい方におすすめのエージェント
バイオ・ライフサイエンス系の場合、特定のエージェントオリジナルのレアな求人情報を持っているケースも珍しくありません。
レアな求人、潜在的な求人を見つけることはミスマッチを減らす手段の一つです。
中小規模エージェントはこういった潜在的な求人情報をもっています。
転職を考え始めたら、早めに転職サイトやエージェントに登録することをおすすめします。早めに登録することでたくさんの情報が集められ、転職活動を有利にすすめられます。転職サイトは単なる無料ツールと割り切ってに積極的に利用してください。
その他の特集サイト
もっと情報を知りたいという方は以下の記事を参考にしてみてください。
アカデミア在籍者の方は以下のサイトも参考にしてみてください。
バイオ・ライフサイエンス系に実績のある転職エージェント各社の詳細情報
JACリクルートメント
バイオ・ライフサイエンス領域に強い
大手・外資系・グローバル企業・バイオベンチャーなど
エージェント力の高さは業界トップ
オリジナル案件に強さ
35歳以上の転職者が全体の74%
バイオ系評価
ランスタッド
ランスタッドは、世界39の国と地域で活動する世界最大級の転職エージェントです。
国内企業はもちろん、グローバルでのコネクションにより独自に得た非公開求人が豊富です。
ライフサイエンス専門部門があります。
リクルートエージェント
膨大な求人数を持っている
総合力業界トップ
幅広いジャンルをカバー
バイオ系評価
アカリクキャリア(アカリク転職エージェント)
アカデミア出身者、院卒、博士の就職・転職に特化
院卒を積極的に採用したい企業の求人が豊富
研究職、エンジニアの求人が多い
バイオ系評価
ビズリーチ
スカウト型のエージェント
ハイキャリアの求人数は業界トップ
有料の会員制度がある
バイオ系評価
リクルートダイレクトスカウト
スカウト型のエージェント
ハイクラスの求人が多い
全サービス無料
バイオ系評価
Kaguya
エンジニアに特化
バイオ系もカバー
バイオ系評価
マイナビエージェント
膨大な求人数を持っている
20代の転職に強い
手厚いサポートがうけられる
バイオ系評価
アカデミア、エンジニア、ベンチャーの転職
ミドルエイジの方、アカデミアから転職をお考えの方、エンジニアの方、ベンチャーへの転職を考えられている方はこちらの記事も参考にしてみてください。
おすすめ転職サイト
JAC Recruitment
Samurai Job (JAC recruitment)
アカリク転職エージェント
ビズリーチ
パソナキャリア
doda
リクルートエージェント
リクルートダイレクトスカウト
Spring転職エージェント(アデコ)
マイナビエージェント
ヘイズジャパン
タイズ
ヒューレックス
メイテックネクスト
Kaguya
アージスジャパン
ランスタッド
就職shop
キャリアスタート
第二新卒エージェントneo
UZUZ、ウズキャリ理系
GaiaxAgent ガイアックスエージェント
女性におすすめ
リアルミーキャリア
ラシーク
ママキャリ(ママの求人キャリア、旧リモワ女子)
リブズキャリア
リワークス
女性しごと応援テラス・東京しごとセンター
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