障害者手帳は割引がうけられて意外と便利。お得にいきましょう!

障害者のための仕事探し

精神障害者保健福祉手帳(障害者手帳)取得のメリットとデメリット

精神障害者保健福祉手帳(障害者手帳)のメリット

横浜市のサイトを参考にすると、精神障害者保健福祉手帳を持つことのメリットは十分にあると思いました。
特に相続税の控除は額が大きいので、精神障害者保健福祉手帳の取得を考えられている方は是非検討してみてください。
また手帳を取得して税の控除の申告をしない限り、その情報が会社等に漏れる心配はありません。安心して取得することができます。

「障害者雇用枠」への応募ができるようになる。

精神障害者保健福祉手帳(障害者手帳)を取得することで、一般向けの求人「一般枠」だけでなく、障害者向けの「障害者雇用枠」への応募もできるようになります。ただ、障害者であることをオープンにして就活する必要があります。また、就職活動支援センター、就労支援サービスなどもほぼ無料で利用できるようになります。

現在、国の政策で障害者法定雇用率を増やす傾向があります。そのため障害者法定雇用率の増加障害者の採用に力を入れている企業は増加し、転職や就職がしやすい状況にあります。
というのも、民間企業における障害者の法定雇用率が、2021年3月までには2.3%、そして今後はさらなる引き上げも予想されています。
そのため、当面は障害者雇用の売り手市場状態が続くと考えられます。効率的に転職活動・就職活動をするためには、就労支援サービスや障害者向けの転職サイトの利用をおすすめします。

40代以上で障害のある方の就職率も年々増加傾向にあります。
40歳を過ぎているといって転職活動を諦めるのではなく、積極的に転職サイトに登録してみましょう

障害者控除で所得税、住民税、相続税の負担軽減

精神障害者福祉手帳の3級を保持していると所得税、住民税、相続税より一定額が控除されます。
所得税、住民税については年末調整時に勤務先に報告するか自分で確定申告をする必要があります。
ただこれらの控除を申告すると会社には精神障害者福祉手帳を保持してることがばれてしまいます(還付申請という裏技を使えばバレないそうですが)。
戻ってくる額は所得税、住民税合わせて数万円ということころでしょうか。
相続税については、85歳になる達するまでの年数1年につき10万円が相続税額から差し引かれます。
50歳だとおよそ350万円が控除額になります。

障害者控除でスマホの料金が安くなる

ドコモ:ハーティ割引
au:スマイルハート割
ソフトバンク:ハートフレンド割引
というものがあります。
詳しくは各携帯会社のHPを参考にしてみてください。

公共施設や公共交通機関の割引

主に自治体が運営に関わっている施設(博物館・美術館・水族館や公園、プールなど)、映画館、バスなどの公共交通機関やタクシーなどの割引がうけられます。特に路線バスについては無料パスが配布されます。
自治体によって多少異なりますので、各自治体の窓口に相談するのがよいでしょう。

精神障害者保健福祉手帳(障害者手帳)のデメリット

精神障害者福祉手帳の申請には主治医の診断書が必要になります。
4000~10000円程度かかります。2年おきに更新をするのですが、その際にも診断書が必要になります。
あと、自分が障害者だということを勤務先の人が知人に知られてしまう可能性があります。
勤務先によっては雇用状況が変わってしまう場合もありますので注意が必要です。

また訓練やトレーニングは煩わしいが求人情報だけ紹介してほしいという方もいると思います。
そのような方はアットジーピー(atGP)dodaチャレンジ、エラビバへの登録をおすすめします。
個々の条件に見合った障害者向けの人材情報を紹介してくれます。

精神障害者保健福祉手帳(障害者手帳)の取得に向けて

先の記事にも書かせていただきましたが、仕事復帰に向けて就職活動は継続していますが、コロナの影響もあってなかなか厳しいですね。今週の心療内科の診察で担当医に相談してみたところ、障害者手帳の取得をすすめられました。先にも書きましたが、求人の「一般枠」だけでなく、「障害者雇用枠」も応募できるので選択肢を増やすことができるとのことでした。
その後、市の福祉担当の方と面談した際にも同じことを言われました。そこでは、障害者手帳を取得して「障害者雇用枠」の就活しながら、通常の転職サイトを利用して「一般枠」の就活するような併用パターンが良いのではとのことでした。

ただ、家内に相談したところ、職場の障害者雇用枠で採用された方の仕事内容を教えてくれました。コピーをとるなど単純作業が中心であまりおすすめできない、とのことでした。障害者雇用枠の業種を調べてみると、事務職やルーティンワークの割合が高いのも特徴なんだそうです。だれでもできる仕事ということを考慮した結果、事務職や軽作業といったルーティンワークの求人が増えるのだそうです。給与も一般枠と比べて少ない傾向があるそうです。また、障害者雇用枠で就職しても同僚らからは腫れ物に触るような感じで扱われてもかえってつらいのかもしれません。「障害者」という言葉が重くのしかかるのも事実で、自分自身が障害者ということを受け入れられるかどうかもわかりません。実際、申請は簡単で医師の診断書があれば提出して2か月程度で取得できるそうです。2月以降になればハローワークの利用もできるようになりますので、ブログを書きながらもう少し考えてみるようにします。

話は変わりますが、私の人生を振り返ってみると私の就職活動は散々な結果でした。大学卒業時にはバブル崩壊後の超就職氷河期。はがきを何百通も書いて応募してもほとんどの企業の反応はありませんでした。大学院を卒業して博士取得したときにはポスドク1万人計画で安定した職はほとんどなく、その後も任期制の研究職を転々として、ようやく決まった転職も直後に病気で退職。再就職を考えてはじめると今度はコロナ。そして気が付くとアラフィーになり、使い物にならない人材となっていました。これは神様からのメッセージで、あなたはサラリーマンには向いていないからやめなさい、と言っているような気もしてきました。アラフィーになってから考えるようなことではないのですが、私はいったい何に向いていたんでしょうかね。
 

 

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