オープンorクローズで就活|一般枠と障害者雇用枠のメリットとデメリット

障害者のための仕事探し

障害者の就活について

私はたくさんの転職サービスなどを利用して再就職を目指して就活を継続してしています。実際、たくさんの情報が届き、オファーもよく来るので、履歴書や職務経歴書を送って応募をしていますが現状はなかなか厳しいですね。
世の中の求人は通常の雇用枠の「一般枠」と障害者向けで企業に一定数の雇用を義務付けられている「障害者雇用枠」があります。私は一般枠のみで就活をしていましたが、障害者手帳を取得することで障害者雇用枠に応募することができ、就職活動支援センター、就労支援サービスなども利用できるようになります。

私の就活は今のところ連敗が続いています。コロナ、私の年齢、無職状態、専門性あたりがマイナス材料となっているのでしょう。傷病手当の期限も迫っているので、焦る気持ちもあります。そこで、就活の選択肢を増やすという意味で一般枠だけでなく障害者雇用枠への応募も検討しようと思います。

「一般枠」と「障害者雇用枠」とは?

国は障害者が職業を通じて自立した生活を送ることができるよう、障害者雇用対策を進めています。障害者雇用率制度というものがあり、国は企業に対して、雇用する労働者の2.0%に相当する障害者を雇用することを義務付けています。この2%の求人枠を「障害者雇用枠」と言います。この障害者雇用枠に応募するには、障害者手帳の所持が必須となります。障害者手帳を所持している方は、通常の雇用枠の「一般枠」とこの2%の「障害者雇用枠」どちらにも応募することができます。

うつ病患者の就活|障害をオープン or クローズで就活することのメリット・デメリット

障害のあることをオープンにして障碍者雇用枠を目指して就活するのか、もしくは通常の健常者として障害があることをクローズにして就活するのか、どちらかを選ぶことになります。オープンにすることで障害者の求人に応募することができます。就職活動支援センター、就労支援サービスなどをより多く利用できます。通院などもしやすくなり、様々な行政の支援制度も活用できます。ただし、求人数や職種は限定されることが多くなります。また、障害者としてみられることもあるかと思います。また会社側からすると2%の雇用をする必要があり、その中で特殊技能や能力を持ち合わせている人を雇用できれば、企業側にもメリットがあります。

もしクローズで就活する場合、つまり一般の求人に応募するわけですから、求人や職種の選択肢は増え、様々な仕事につくことができます。そのかわり、会社側の病気に対する理解が得られていないため、通院や服薬、体調不良時の対応が手薄になります。残業や休日出勤、出張なども求められることもあるかと思います。

どちらで働くかで働き方は変わってきますので、自分にとって働きやすい、就職しやすい働き方をよく考えて就活しましょう。

まとめ|オープンとクローズの併用パターンがベター

個々の症状や生活環境によってメリットとデメリットの状況がかわってくると思いますが、障害者手帳を取得してオープンで就活しながら、選択肢を増やすということで個別で通常の転職サイトを利用してクローズで就活するような併用パターンも可能かと思います。私の場合、医師から障害者手帳の取得をすすめられました。私のような症状(通院数年+主夫一年)の場合、障害者手帳は問題なく取得することができるそうです。障害者枠の就職を狙いつつ、一般の求人にも応募してできるだけ選択肢を増やすことを考えていこうと思います。

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